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展覧会スケジュール

SCHEDULE

展覧会スケジュールSCHEDULE

名称、会期、内容等は諸般の都合により変更になる場合がございます

展覧会
0726
オーギュスト・ルノワール 《パリスの審判》 1913-14年頃
油彩、カンヴァス  73.0×92.5 cm
ひろしま美術館蔵

2025年7月26日(土) - 9月28日(日)

ひろしま美術館コレクション
フランス印象派から日本の近代洋画まで

 ひろしま美術館は、日本で現在も高い人気を誇る印象派を中心に、19世紀はじめのロマン主義から20世紀前半のエコール・ド・パリに至るフランス近代美術と、さらに、それらに影響を受けた日本の近代美術を収集し、国内有数のコレクションを築いています。
 今回は、その貴重な作品群から、クールベ、モネ、ルノワール、ピカソなどフランス近代美術を代表する巨匠たちの作品、および同時代のフランス絵画に影響を受け、日本近代洋画の礎を築いた黒田清輝や、パリを拠点に活動した佐伯祐三などの日本人美術家の作品、あわせて約70点を一堂に展観いたします。

※展示替え9月29日(月) - 10月2日(木)(1階のみ開館)

1003
横山大観 《無我》 1897年
水野美術館蔵
 
展示は前期のみ

2025年10月3日(金) - 11月30日(日)
※会期中、一部展示替えがあります
前期:11月3日(月・祝)まで
後期:11月4日(火)~

横山大観と菱田春草
近代日本画を築いた二人の挑戦

 明治期、新たな時代にふさわしい「日本画」の創造という岡倉天心の理想に共感し、近代日本画の確立に大きく貢献した横山大観(よこやま・たいかん/1868-1958)と菱田春草(ひしだ・しゅんそう/1874-1911)。大観は明治22年、春草は明治23年に東京美術学校(現:東京藝術大学)に入学し、在学当時から親交を結びます。明治31年、二人は岡倉天心の指導理念のもと創設された日本美術院の創立に参加。この頃、試みていた没線描法が世間から「朦朧体」と酷評を受けるも、二人はあきらめることなく切磋琢磨しあいながら画業に励みました。
 今展は、春草ゆかりの長野県において、初期日本美術院の代表的な作品を数多く所蔵する水野美術館の貴重なコレクションから選りすぐりの作品で構成し、89歳まで生きた大観と36歳で夭逝した春草、二人の画業と挑戦をあらためて顕彰します。

※展示替え12月1日(月) - 12月4日(木)(1階のみ開館)

1205
フェリックス・ホフマン
絵本『おおかみと七ひきのこやぎ』より
小さな絵本美術館蔵
©フェリックス・ホフマン

2025年12月5日(金) - 2026年2月1日(日)
休館日:12月28日(日) - 1月1日(木・祝)

こわくて、たのしいスイスの絵本展
クライドルフ、フィッシャー、ホフマンの世界

 スイスは多くのすぐれた絵本画家を輩出した国であり、その絵本は日本でも出版され、現在も愛されています。『花のメルヘン』のエルンスト・クライドルフ(1863-1956)、『ブレーメンのおんがくたい』『こねこのぴっち』のハンス・フィッシャー(1909-1958)、『おおかみと七ひきのこやぎ』のフェリックス・ホフマン(1911-1975)は、その代表的な人物たちです。
 本展では、クライドルフの初版リトグラフ、フィッシャーとホフマンの手描き絵本や原画などをご紹介します。
 おなじみのグリム童話や、スイスの伝説……。少し怖いけれど、とても楽しいスイスの絵本をご堪能ください。

※展示替え2月2日(月) - 2月6日(金)(1階のみ開館)

0207
『源氏物語』「澪標」住吉詣 官位の色再現 2008年

2026年2月7日(土) - 3月29日(日)

日本の色
染司よしおか 吉岡更紗の仕事

 江戸後期から200年続く染織工房「染司(そめのつかさ)よしおか」の6代目、吉岡更紗(よしおか・さらさ/1977- )は、古くから伝わってきた植物染め、自然に存在する草木花の中から美しい色彩を引き出して絹や麻、木綿、和紙などの自然素材を染めることを生業としています。
 本展では、春夏秋冬・・・移りかわる季節を表した作品、古社寺にお納めする和紙の造花や伎楽衣装、そして現代の生活に加えられる美しい色彩を一堂にご覧いただきます。