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展覧会情報

EXHIBITION INFORMATION

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Sasa(ササ) Adair(アディア)コレクション

20世紀巨匠の版画達展

シャガール、ピカソ、ダリからロックウェルまで

2023年
12月1日(金)

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2024年
1月29日(月)

休館日:※12月28日(木) - 1月1日(月・祝)

 版画は、人々が芸術に親しむ機会を広げた表現技法です。ノーマン・ロックウェルが「作品は出版物となって完成する」と述べているように、版画は美術雑誌、挿画本、ポスターなどに広く活用されてきました。
 今回は、「Sasa(ササ) Adair(アディア)コレクション」より、マティスからビュフェの時代に至るまでの芸術家達が、美術画廊や出版関係者、版画工房の技術者達から信頼と協力を得て制作したリトグラフをご紹介します。同時に、幻想的な光景や古き良き暮らしを描き、アメリカの一般家庭にアートを浸透させたパリッシュとロックウェルによるイラストレーションを展示します。これらは、当時のヨーロッパとアメリカにおける大衆芸術のイメージを形成した作品でもあります。
 シャガールをはじめ、ピカソ、ミロ、ダリといった近代美術の大家と、パリッシュとロックウェルというアメリカの国民的画家。誰もが一度は見聞きしたことがある、20世紀の巨匠による版画達の世界をお楽しみください。

Sasa(ササ) Adair(アディア)コレクションとは
アメリカで研究者や企業人として活躍してきた笹慶之氏が、学生時代から長い年月をかけて収集した版画コレクション。Sasa(ササ) Adair(アディア)という名は、笹氏と彼の活躍や収集を温かく見守ってくれた奥様の家系名をひとつにしたものである。

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トゥールーズ・ロートレック
《メイ・ミルトン》
1895年

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ピエール・ボナール
《小さな洗濯女》
1896年

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ジョルジュ・ブラック
美術雑誌『デリエール・ル・ミロワール』の表紙
1959年

主催 公益財団法人岡田文化財団パラミタミュージアム
後援 中日新聞社、読売新聞社、朝日新聞社、三重テレビ放送
企画協力 E.M.I.ネットワーク